商業主義にすっかり飲み込まれてしまった感のあるAKB48ですが、純粋に女性アイドルたちに癒されている若者～中年もいることは確かです。
長い不況の時代に、お笑いブームがあったり、その後に、AKB48を初めとする女性アイドルブームがあったり、先行きが見えない暗い不況の時代だからこそ、癒しへのニーズが高まっているのかもしれません。
AKB48のブームは、2012年にこれから急降下するのではと私は見ていますが、個性的なキャラをもつアイドルは、バラエティの中で生き残っていくでしょう。また、純粋なアイドルとしては、コアなヲタクファンに支えられて、これからも人気は維持されることでしょう。
今回のAKB総選挙で見られた、SKE48の大量の上位当選（30位前後）は不自然すぎる事件でした。SKEの人気の高まりは事実としても、27位～35位をほぼ独占したのは、偶然とは思えません。
名古屋のパチンコ業界が絡んでいるのではという噂を立てる人もいます。
ご存知のように、投票権は、CDに封入されているわけですから、CDを買い占めれば、多くの票を獲得できるわけです。個人のファンが1000万円でCDを買い占めれば、１万票を獲得できますよね。（CD１枚千円としての大雑把な計算ですが。）
１万票あれば、だいたい３０位前後ですね。３０位以内に入って、テレビコマーシャルの仕事が来れば、その子の収支はペイするかもしれないですよね。１千万円くらいは調達できるアイドルの親は少なくないのではないでしょうか。
ベスト５以内だと、６万票レベルなので、１０００万円程度では不十分ですが、上位のアイドルをCMに採用している企業にとっては、数千万円位は安い話でしょう。
企業自体がそういった金にものを言わせる投票は、世間にばれるとダメージが大きすぎるため、外注企業を使うでしょう。CDを大量購入して、投票するだけですから、単純な作業です。
裏社会（ヤ〇ザ）の方たちでも簡単にできますよね。裏社会でなくても、この総選挙を利用した正当な商売は成り立つはずです。
順位を上げた渡辺麻友や指原莉乃をCMに使っている企業にとっては、広告の効果がぐんと伸びるはずですから、そこの企業が何かを裏でやっていてもおかしくないですよね。
結局、AKB48も商売のために存在するわけですから、そんな不正（商売では戦略）はあっても当然なのです。
このような不正があっても、法律違反でもなんでもないです。開票結果に操作があっても、犯罪にはなりません。
いずれにせよ。こうした軽薄なお祭騒ぎに、大の大人達が真剣に注目するのは馬鹿げたことです。
AKBブームというのも、商業主義が仕組んだ所詮は空虚なブームですから、醒めた目で見ることも大切ではと思いました。
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